『独学大全』「ラーニングログ」

今日は、小さな明るい雲がたくさんある宵の空で、星はいくつか見えましたが、線で結ぶには雲がかわいすぎました。

 

朝にボディスキャン瞑想を15分、ヨガ瞑想を15分、静座瞑想を15分、通しでおこなって、シックスミニッツダイアリーのモーニング・ルーティンを書きました。就寝前に、ナイト・ルーティンを書きます。

 

今日のやりとげたいことの3つは、観葉植物にあいさつする、ポモドーロを回す、お皿とコップを整える、でした。

 

今日は独学大全の技法12 ラーニングログを読み返しました。

 

①ラーニングログを用意する

小さなノートでも、スマートフォンのメモアプリでも、クラウドに置いたテキストファイルでもいいので用意します。ただし、この先何年も記録することになるので、特定の環境に依存しないものが望ましい。(ラーニングログ専用のノートを用意する、ということですね)

 

②最初に「学習目標」を記入する

何をどれだけ学ぶつもりかを「ラーニングログ」の最初に記入しておく。複数の目標がある場合も「ラーニングログ」は分けない方がよい。

 

③記録方法を決める

例えば、あるテキストを学んだことを記録するなら「書名の略号とページ数を記録する」といった記録のルールを最初に決めておく。

 

④学習したら、すぐに記録する

記録用紙や手帳、記録ツールは常に用意し、学習活動を行ったら、時間を置かずに記録する。

 

⑤定期的に「ラーニングログ」を読み返す

その日の終わり、週や月の終わりなど、節目節目に記録を読み返す。驚くほど多くの発見と、学習への意欲が得られる。

 

以上が「独学の進捗と現在地を知る」ラーニングログの流れでした。

 

どんなログ、記録をつけていますか?独学大全には「複数の進捗を一望化する」コクヨ測量野帳を使ったログや「1年を可視化する」縦7横52の小さなマス目を塗りつぶすログや「1冊の本を可視化する」やり方が載っていました。

 

ラーニングログについて覚えておきたいポイントは2つ

 

ひとつ目は、日誌であり、日記ではないということ

 

「今日はどの方向へ、どれだけ進んだか」の客観的な記録ということ。この記録が累積することで「現在の位置を算出することができる」というものだということ。

 

ふたつ目は、記録のハードルを極限まで下げて、より小さな行動を拾い上げること

 

例えば、「1時間に満たないアラビア語学習」をカウントしないよりも「10分間勉強した」「1ページの半分だけ教科書を読んだ」など。「アラビア語の教科書を本屋で探した」「ネットでアラビア語のある教科書のレビューを読んだ」というような間接的に関わる行動も記録するといいそうで、間接的な記録おもしろいですよね。

 

「自分を叱咤激励するよりも、そしてやらなかったことを悔やみ自責の念にかられるよりも、行ったことをただ淡々と記録すること。自分が日々わずかであっても、どれだけ進んだかのログをつけること。そうして自分の現在地点を把握し続けることが独学者の長い旅を支えていく。」

 

と、章の最後は、そう締めくくられていました。

 

何を記録しようかと思ったときは、増やしたい行動を記録するのがいいですね。